2026年06月13日
緊急性の高い症状のひとつ
犬や猫も人と同じように嘔吐が続くと、とても苦しいです。治療が遅れてしまうと、改善に時間がかかってしまう、また原因によっては亡くなってしまうこともあります。
嘔吐の原因
嘔吐がでてしまう理由としては、様々な病気が潜んでいることが考えられます。
- ・空腹時によるもの: 長時間胃が空の状態が続くと、黄色い液体や白い泡を吐くことがあります
- ・毛玉によるもの: 特に猫に多く、グルーミングで飲み込んだ毛が胃の中で塊になり、それを吐き出します
- ・食べ過ぎ/早食い: 一気に大量に食べたり飲んだりすると、胃が急激に拡張して刺激され、未消化のまま吐き戻すことがあります
- ・草を食べる: 胃腸への刺激や吐き気があるときに本能的に草を食べ、一緒に吐き出すことがあります
- ・中毒物質: チョコレート(テオブロミン)、キシリトール、ブドウ、タマネギ、人間用の薬、除草剤などは犬や猫にとって食べてはいけないものです
- ・異物誤飲: おもちゃ、布、ひも、竹串などを飲み込むと、腸閉塞や消化管穿孔を引き起こす恐れがあります。特に猫はひも状の異物を好むため注意が必要です
- ・病気によるもの:消化器疾患(胃腸炎、膵炎、胃捻転、腸閉塞、腫瘍、寄生虫感染など)、全身性疾患(慢性腎臓病、尿毒症、糖尿病、肝炎、子宮蓄膿症など)、感染症(犬パルボウイルス、コロナウイルスなどのウイルス感染や細菌感染)、神経系疾患(脳炎、てんかん、前庭疾患、ストレス、車酔いなど)
注意すべき行動
以下のような行動が見られた場合は早めに病院へ連れてきましょう。
- ・1日に何度も繰り返し吐く
- ・吐こうとしているのに何も出ない
- ・嘔吐以外に、元気がない、下痢、震え、呼吸が荒い、お腹が張っているなどの症状がある
- ・明らかに異物や毒物を食べた
- ・24時間以上嘔吐が続いている
- 特に子犬や子猫、持病のある動物は脱水などのリスクが高まってしまうため、できるだけ早めに受診しましょう。
必要な検査
- レントゲン検査・・誤食していないかを確認します。
- 超音波検査検査・・胃や腸の動きを確認します。
- 血液検査・・嘔吐が続くと全身状態の悪化につながります。
- 点滴・・脱水がある場合は点滴が必要です。
- 催吐処置/内視鏡/開腹手術・・異物があった場合は、異物の内容によって処置が必要になります。
など
緊急の際は下記の連絡先までご連絡ください。
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